そうやって日々頭の中で何かを作っているのだよの話
いつ見てもこんにちは。みつをです。
もう口酸っぱくなるくらい言ってますが、僕は料理人です。
最近、職場はや他のところでレシピってどんな風に作りますか?的なことをちょいちょい聞かれ、そう言えば自分のレシピの作り方を言語化したことないな〜って思って、ちょっと再確認の意味も込めてブログにしてみました。
料理人がレシピを考える時ってどんな感じで考えてるのか疑問に思ったことあるでしょうか?
いろんな人がいると思うのですが、僕の場合は例えばカレーを作るとすると
作ってみたい料理を真似する
(ベーシックなカレーのレシピを見つける)
↓
実際に作ってみる
(すべて見本通りに作ってみる)
↓
ちょっと作るレシピをいじる
(例えばルーの量を減らすとか)
↓
失敗する
(めっちゃ薄味になるとか色々)
↓
もう一度ちょっと変更して作ってみる
(ケチャップを加えてみるとか)
↓
失敗する
(味が斬新すぎるものが出来る)
↓
その過程で全然関係ない料理のレシピが浮かぶ
(ステーキに使うソースのレシピ的なもの)
↓
その浮かんだレシピを作ってみる
(カレーは忘れてそれを作ってみる)
↓
形になる
(あらやだ美味しいじゃん)
すご〜く簡単に言ったらこんな感じです。
なんか頭の中に料理の材料が点として存在していて、それを線で結ぼうとすると違うところとリンクするみたいな感じです。
そうやって色んな料理を試作して失敗して、違うレシピが浮かんでは作る。
の繰り返しです。でも8割以上は食べれるけどお客様からお金をもらえるレベルではないんですよね。。。それって失敗作なので!
カレーを作るつもりがステーキのソースが出来る。
やりたいことがすべて臨んだ結果につながるわけではないけど、失敗はマイナスではないってことですね。
最近、日常の中でもそうなのではないかと考えて日々を過ごすとちょっとの失敗に凹むことはなくなりました。お金はなくなりますけどwww
皆さんも意外とそんな経験があるんじゃないかな〜って感じで書いてみました!
ではまた